やっと会えたね
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りゅうちゃんが冷蔵庫に両手をあてふっくらした指で何かを支えている。りゅうちゃんの目は真剣そのものでじっと何やら見据えている。
行動的な彼の動きが静止しているので、「なーにしているの?」と覗き込むと、どこから持ち出したのか透明の30cmのスケールで目盛りを追っている。
フッフッフッどこかで誰かのしぐさを見ていたの?冷蔵庫の幅は何ミリでしたか?
もう少したつと1歳10カ月になるんだね。
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りゅうちゃんが大きな手術をしたのは昨年の6月のことでした。おへその下の大きな傷も目立たぬくらい薄れてきました。
生後4か月から発熱を繰り返し幾度かの入退院を繰り返し、静岡こども病院で両側性尿路膀胱感染症の5時間に及ぶ手術を施してもらいました。先生方のおかげで術後は順調で、普通の一歳児と変わりなく成長しました。
4月24日は、術後10カ月経った接合した尿管の異常の有無を調べる検査の日でした。この検査は造影剤を投与して行う為麻酔剤を使うことが不可能で、等身大の痛みを受けることになる、先生の説明でした。おチンチンの先端から薬を注入し接合した尿管が正常である確認をするということらしいのです。
「あまりの痛さに子供はあらん限りに泣き叫び、そのために病院嫌いになる子供さんも当然います。ですから今回の検査は強制ではなくできればこの時に受けておいたほうが良いが、拒絶なさるお母さんもいます。」
4月24日を予約する前に、主治医から受けた説明でした。
当日、若い看護師さんは「大声で泣き続けても驚かないようにして下さいね。」親の緊張をほぐすように少し笑顔を向けて隣室に案内した。
5分経過し、10分たっても、泣き声は聞こえてこない。何か起きたのかと案じるほどにレントゲン室のドアが開き紅潮した頬にうるんだような眼で先ほどの看護師さんが出てきた。
「りゅうちゃんはふしぎな子です。少し痛いけれどがまんしようね。と言ったら、歯をくいしばって口をゆがめて、ママ・・・と言って・・あとは声をかみしめているんですよ。涙をにじませて。このような子供さんは初めてです。私たちのほうが切なくなってしまいました。」
「君は子供なんだから、泣きたい時は思いっきり泣いてもいいんだよ」主治医の先生のお言葉でした。
いい先生と出会えて、みーんなのおかげで、よかったね。りゅうちゃん。1歳9か月のりゅうちゃんの体験です。
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りゅうちゃんの診察時間はわずか3分40秒であっても、それはそれで価値がある。
県立こども病院に着くと受付を済ませてからまず尿検査のための尿採取、おチンチンにパックのついたパウチを張り、漏れないようにおしっこの溜まるのを待つ。
ほぼ予約時間どおりに呼ばれて先生の診察を受ける。りゅうちゃんは聡明な子だけれど、白い診察台に寝かされるとゆがんだ口が耐えきれなくなって泣き出す。
「赤ちゃんの時は記憶がないので今手術をしてもそのつらさは覚えていません。」手術前そうおっしゃられた担当医の先生のお言葉だが、日常はっきりした理由がない限りは決して泣かないりゅうちゃんの涙は止まらない。
先生はエコーで軽くりゅうちゃんのおなかを検診し、「少し腫れがあるけど、心配いりません」と言われた。
一ヶ月後の診察の日はりゅうちゃんはもっと強くなっていることだろう。
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明日はりゅうちゃんの診察日です。
りゅうちゃんは生後4か月ごろから発熱を繰り返し、何回か入院治療もしました。静岡の県立こども病院で詳しい検査をした結果、両側性尿路膀胱感染症と診断されまた。
手術のための検査にも何度か通い、手術日当日、5時間半に及ぶ手術を乗り越えました。りゅうちゃんのおへその下には、7センチほどの切開の跡があります。
「赤ちゃんには大人の7倍もの蘇生能力があります。」執刀医の先生のお言葉に、心配していた私たちは励まされました。りゅうちゃんは7月には満1歳になります。
すっかり元気なったりゅうちゃん、がんばれ!!
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