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2009年3月

2009年3月18日 (水)

お抹茶

「珍しいお菓子をいただいたので」と、ボスが手なれた作法で茶筅を動かしお抹茶をたててくれた。1月は「なすび」の砂糖ずけの和菓子。これは実に珍しく、なぜならば本物のなすびを近在の農家から購入して皮をむき砂糖漬けにした、たいそうな時間とプロの技を感じられるものであった。

2月は京都から送って頂いたという「福は内」のマスに入った「おたふく豆」の薄黄色く、大きめに膨らんだなんとも上品な和菓子だった。

3月はふっくらと膨らんだ「西王母」のつぼみのような白とピンクのふくふくと息使いの聞こえてくるような見事な和菓子だった。

目で楽しみ、舌であじわい、季節を伝えるそれらの和菓子からは、その奥に真心込めて作る和菓子職人の技と息使いが感じられた。

和菓子で季節の移ろいを感じた後頂いたお抹茶はまた格別で、無性に幸せな気分に浸ってしまった。

最近、お点前の作法も知らない私が、お抹茶をそっとたててふるまったりしている。

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