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2008年12月27日 (土)

背中

 肩甲骨の間あたりの背中が痛くなってしまった。決して頼みたくないと思っていた夫に、申し訳ないけれどあなたの体重をかけて背中を押してください。と頼んでうつぶせになった。痛い所を押さえつけられると確かに心地よい。両手を組んだ上に顔を横に向けて目を閉じ心地よさを感じていると、ふと幼いころのことを思い出していた。裸足になって恐る恐る父親の大きな背中の上に乗る。硬い筋肉と表皮の上でヒュルンヒュルンと私の体は動くたびバランスを崩す。すぐによろめくので、あわてて両手を水平に伸ばしバランスをとりながら背中の上下左右にゆっくりと移動する。「・・ありがとう・・・もういいよ」と声がかかるまでそれは続けられた。恐れながらも、父親の背中の上でゆっくり足ふみしていたのは自分の体重を気にし出してからも続けられていた事を思うと、ずいぶん大きくなってからも父親の背中を踏んでいたのだと思う。
 夫は私の背中を押さえつけながら何を考えていたかは知らないが、当時の父親の姿と重なって私は「その歳を迎えて初めて解ること」がまた一つ増えたような気がした。

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